クソ客①【前編】
ど、どうも。
引っ越し業をしていると、良いお客さんもいれば悪いお客さんもいます。
今回は家に帰ってからも頭から離れないくらいイライラするクソ客に当たってしまったので紹介します。
※ただの愚痴です。
そもそもこんな仕事受けるべきではない
今回の案件は電話見積でした。
電話見積とは電話だけで荷物などの引っ越し内容を聞いて仕事を取ることで、実際に営業の人がお客さんの家に行くことなく、電話見積担当の人が電話だけで仕事を取ることです。
仕事を取ってくれるのはありがたいことですが、何でもかんでもお客さんの言ったことに対して「できます!」と言ってしまうのは問題です。
という感じで今回の件、電話の段階で蹴ってくれれば良かったのですが、引き受けてしまったのは仕方ないので誰かが現場に行かないといけません。
アホみたいな潔癖症
このお客さんがクソな理由を以下に書いていきます。
・「他の人の荷物が載ったトラックはNGなので別のトラックに替えて来てください」→行く前にお客さんに電話したら「今日1件目ですか?」と聞かれたので「2件目です」と伝えたらトラックを替えてこいと言われました。「分かりました」と言いセブンイレブンで休憩してから現場に向かいました。そもそも今日1件目でも2件目でも変わりません。トラックのコンテナなんて土足で上がって荷物を積む場所だし、そんな綺麗な場所ではありません。もちろん誰かの荷物を載せるたびに毎回コンテナ内を拭いたりもしていません。たまにはき掃除するくらいです。
・(9:00~10:00に行くと事前に連絡しているのに)「9:00に行かせて頂きます」と伝えると「9:30にしてください」と言われる→皆さんもヤマトや佐川の荷物を時間指定で受け取る時はその間は家で待機していると思います。自分の都合しか考えていないのか謎にこちらに時間指定してきます。
・「マスクしてください」→暑いって。夏だよ。
・「スリッパ穿いてください」→使い捨ての僕の足のサイズに合わないスリッパを履かせてきます。荷物を持ちながら靴に履き替えないといけないのでダル過ぎます。
・「手袋してください」→ビニール手袋を渡されます。手元が滑って仕事になりません。すぐ破けます。仕方なく直接お客さんの荷物を触るとウェットティッシュで触った部分を拭かれます。もう引っ越しなんか頼まんといてくれ。
・資材を使えない→これが一番キツイです。引っ越しでは荷物を守るためにパッド(伸縮性のある布みたいな物)や毛布、部屋の壁を守るために養生パネルなどの資材を使いますが、お客さんは「一度でも他の人が使ったものはダメ」と言います。使える資材は新品の段ボールくらいです。代わりにお客さんがエアーキャップ(プチプチ)を自身で用意していました。冷蔵庫と洗濯機だけそのサイズに合わせたエアーキャップが作られており、それを使ってくださいと言われます。それを使ってみると確かにサイズはほぼちょうどでエアーキャップで冷蔵庫と洗濯機が覆われました。お客さんは「ちょうどだね!」と喜んでいましたが、こんなんでは荷物を守れないし、壁に当たっても壁が傷つきます。つまり何の意味もありません。運ぶのも一苦労でパッドが使えれば、冷蔵庫や洗濯機の下に敷いて滑らせることができますが、使えないので上げながら行くしかありません。面倒なので冷蔵庫と洗濯機以外の荷物はそのまま持って行くことにしました。
・「こんなの聞いていません!」→冷蔵庫を2人で運び出します。階段を降りて、トラックの前に冷蔵庫を仮置きします。するとお客さんがキレてきます。「冷蔵庫の底が傷つくじゃないですか!こんなんするなんて聞いていません!」。・・・僕らは一瞬言葉を失います。確かに地面の状態が悪かったら傷つくかもしれません。でも置いたくらいでそんな大きい傷は付かないし、そもそも冷蔵庫の底を気にする人は初めてです。だいたいパッドが使えていれば冷蔵庫の底もある程度は覆えるのにお客さんのせいでそれもできません。とりあえず謝って、そこからの作業は外で荷物を置く時は段ボールの上に置くことにしました。その地面に置くためだけの段ボールも「新品の段ボールを使ってください」と言ってきます。段ボールが普通に勿体無いです。
続くったら続く(#オーキド)
書いてたらまた疲れてきたので前編・後編に分けることにします。
ここまでで荷物の積み込みは完了しました。
次回は荷物の降ろし作業での愚痴を書いていきます。
ポケモンゲットだぜ!