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【本要約】時間のデザイン 2/50

井上新八さんの新作

著者の井上新八さんは「続ける思考」というベストセラーを書いた著者だ。

本職はフリーランスでブックデザイナーをやっている。

また、「習慣家」という肩書も持っている。

どういうことかというと、著者は仕事だけでも多忙なのに朝だけで毎日のルーティーンが70個以上ある。

・毎日一冊本を読む

・毎日4.2キロジョギングする

・毎日どうぶつの森で水やりをする

このような意味のありそうなことからゲームまでやっていることは様々だ。

シンプルに私はこの著者を尊敬している。

だからこの二作目が出た時もすぐ買った。

多忙な毎日でも自分の時間を過ごせるということをこの著者は体現してくれている。

ほんの一部だが紹介しよう

朝、その日にやることをリストにする

これは本に書いてあった事で早速取り入れてすごい効果があると思う事である。

毎朝、携帯のリマインダー機能にその日にやる事を書いてリストにしている。

これには2つの効果がある。

1つは「その日やる事が明確になる事」だ。

朝その日をやる事をリスト化することで、その日に何をやろうかと悩む事がなくなる。

それに、やる事が消えていくことは気持ちがいい。

1日の終わりにやる事が全て消えていたら、その日はよく頑張ったと自分を褒められる。

この経験がマンネリ化した毎日でも充実感につながると思う。

2つ目は「忘れることがない事」だ。

この日はこれをやらなければと思っても、1日の最後に忘れていた!という経験はないだろうか。

リマインダーを使うとこれがなくなる。

すぐ目のつくところに表示させておくと、携帯を開くたびにやる事がみえる。

例えば、「本を読む」という項目をやる事リストに書くとする。

すると、目に入るから、いつ読もうかという思考になる。

本を読む習慣がない人はまずは文で書いて、視覚から情報を得られるようにしてみたらどうだろうか。

1日を自分の時間から始める

1日を自分の時間から始める。

これはこの本に書いてあったかは、正直忘れた。

今さらっと読み返したが、書いてなかったかもしれない。

でもこの言葉が心に残っている。

忙しい毎日を送っていると、とても自分の時間なんか取れないと思うだろう。

朝起きて、今日も仕事か、、、。

仕事に行って、目の前の仕事に集中する。

夜、疲れた。。寝よ。。

自分の時間はどこにある?

著者もこの考えから、習慣家になるに至った。

そこで著者が導き出した答えは、朝のルーティーン化だ。

忙しない毎日で自分を見失いそうになるだろう。

だからこそ、1日の始まりは自分の時間で始めるのだ。

主導的に自分でやる事を決め、それを毎朝繰り返す。

・本を読む

・アニメを観る

・筋トレをする

なんでもいい。

自分で決める事が大切だ。

1日のスタートは誰にも支配されない。自分の時間から始めるのだ。

著者は朝4時半に起きて、70個以上のルーティーンがある変態だ。

ここまでする必要はない。

いつもの朝に自分でやると決めた事をやる。

それだけで、閉塞感から解放されるはずだ。

私も毎朝コーヒーを飲みながら本を読んでいる。

平日であろうと、この時間だけは誰にも邪魔されない至福の時間だ。

ぜひ、みんなにもこの時間を作ってみてほしい。

それだけで1日が違って見えるかもしれない。

時間のデザイン