
結婚って難しい
こんにちはこんばんは。
2024年も残すところわずかになりました。
ここのところ私の周りでは、生活環境が変わり次のステージへと進む人たちが増えてきています。それに伴って私も人生観について考える機会が増えました。
まあその過程でといいますか...今回は映画「花束みたいな恋をした」を鑑賞したので、感想(ネタバレ有り)を述べたいと思います。
まずあらすじ紹介ですが、下のような内容になります↓↓↓
駅で終電を逃したことをきっかけに出会った麦と絹。お互いに音楽の好みや趣味が同じことを知り、すぐに恋に落ちる。
大学を卒業してフリーターをしながら同棲生活をスタートさせ、日々変化する環境の中で日常を共有しながら大切に過ごしていた。
この2人での生活を続けるために、就職活動に励んでいく。
ざっくりいうと、大学生の男女二人が交際し、別れるまで(いきなり結末ですが)の出来事が描かれています。
個人的には別れるんだろうなという姿勢で構えていたので、どういう経緯でそうなったのかというところを気になって観ました。
出会いの形はさまざま
この作品では、終電を逃した駅で出会って〜という形で男女の出会いが始まります。
映画ということもあって、そんなに都合よく出会うことは多くありませんが、実際何がきっかけで出会いがあるのかなんてわかりません。
先日結婚した僕の友人も(P)居酒屋の店員さんとのコミュニケーションの場がきっかけでしたからね。
ほんとう、つくづく人との出会いは縁の結びつけなんだなと感じます。
二人のすれ違い
と、序盤は大変仲睦まじい形で過ごしていきますが、お互いの生活環境が変わっていく同時に歯車が徐々に合わなくなっていきます。
みていて辛かったのは、絹(有村架純)は割と仕事もトントン拍子で進んでいく一方で、麦(菅田将暉)がどんどん追い込まれてしまっていったところです。
彼氏の方は元々イラスト家を夢見て、食っていこうと明け暮れていたわけですが、収入に安定が見込めなくなり、イラストからは手を引くことになります。
そして営業マンとして就職しますが、仕事でいっぱいいっぱいになって、生活の余裕が次第になくなっていきます。
一方で彼女の方は、仕事も順風満帆に進み、生活に余裕が出てきたところで、彼氏に話しかけようとするも明らかに仕事で余裕がなくなっている様子。
コミュニケーションがおそろかになってきているところが現れていったところが見ていて苦しかったです。
夢をあきらめて安定を目指した彼と、堅実な仕事を変えやりたかった仕事へと進んでいった彼女の二人の距離感がどんどん離れていってしまう経過が見えました。
思ったのですがこの作品、ふたつのものを対照的に描くところがとても上手だなと思いました。
恋愛と結婚は違う
二人はそのままゴールインすることにはならず、生活の中での衝突やぶつかりをきっかけに別れることになります。
皮肉なことに、友達の関係になってからはそれまでの蟠りがなかったかのように楽しそうに過ごしているところがまたちょっと苦しかったです。
友達関係だと相手に期待することも減るから、ある意味過ごしやすくなる。二人が邪魔をしていたのは恋愛感情だったんだなあと。難しいものですね
恋愛ではうまくいっていたけど、結婚を考えるとそれも分からなくなるっていうケースは実際にも多いと思いました。
恋愛やら結婚やらを語ってるのがちょっとキツくなってきたので今日はこの辺にしときます。
あと関係ありませんが、有村架純が超可愛かったです。
ここには書ききれませんでしたが、繰り返し見ることで見方が変わるような描写が張り巡らせられていたポイントが多く、あとから考察したくなる映画でした。
今週もまた頑張りましょう。じゃ、じゃあな✋